本当に飽きの来ないグッドバランスデザインです。KSのバランスの良さも素晴らしいですが、ビジネス寄りのきらいがあります。対してこちらは文字盤は完全にビジネスライクですが、全体的にはカジュアルな感じのオールラウンダーです。グランドセイコーが登場するまでは、セイコーの最高級機種という位置付けでした。ロードマーベルはクラウンベースの機械で、クラウンが多種多様なデザインがあったのに対し、全数字とバーインデックスの2種類しかありません。いかに完成されたデザインであるかの証しだと思います。文字盤は放射仕上げされた上品なシルバーダイヤルに、多面カットのバーインデックスとドルフィンハンドでシンプル且つ洗練された現代にも通用するデザインです。ケース 金メッキ、裏蓋SS、径35ミリ(竜頭含まず)、厚さ9.5ミリ。風防はほぼ無傷、ケースは気にならないレベルの傷、打痕あります。裏蓋はかなり綺麗です。ベルトは未使用ですが、おまけ程度とお考え下さい。文字盤は肉眼で見る限りかなり綺麗です。年式から考えれば美品と言っていいと思いますが、私見ですので写真でご判断ください。12時間平置きでほぼ正確でした。ただし古い時計ですので保証するものではありません。