1895様感謝‼️真作　井堂雅夫「春うらら」貴重‼️A.P鉛筆署名落款あり。木版画　半切差箱入フォロワー様割引500題「春うらら」1993年A.P付属するもの。木製額。吊り紐。作歴シール。差箱。水辺の光景を簡潔な凝縮した表現で描き切った佳品です。光。水。菖蒲の緑。櫻の花びらのうすべに。春のみずみずしい生命のめぐりをやわらかなトーンのあかるい水色と白をぐっとひきしめています。陰翳の黒。水色にきわだつ差し色の2本の茶色は冬越しの竹笹でしょうか。まんなかに丸いシルエットをえがく菖蒲の葉の曲線。たわんで伸びる葉先が明るい季節をさししめしています。短い幼株とながい葉っぱ。音楽的なフォルム。ふわりふわり。まわってはもどってきて。8の字？メヴィウスの環？言葉のない世界で多くのことをつたえています。宮沢賢治と同じ岩手を故郷に持つこの作家は、賢治の作品をライフワークとしていたとか。水をベースにして起きているおもしろいやさしいゆかいな形象をとらえて見事です。動きのある無形の光や水をただ追いその美を国宝の建造物や名勝に匹敵する構築性でみるものに喜びを与えてくれます。この作品から想起されるのは賢治の詩蠕虫舞手《アンネリダタンツエーリン》でした。ご一読賜ればさいわいです。サイズcm画寸　たて28 × よこ40額寸　　　45 × 57井堂　雅夫　画伯　Masao Ido 略歴1945年 中国大陸東北部に生まれ。1946年 引き上げ。岩手県盛岡市に定住。1959年 京都市へ。1961年 伝統工芸師（染色家）吉田光甫の弟子となる。1969年 木版画制作開始。日本並びニューヨーク、シカゴ、オーストリア、バンコク・タイで展覧会開催。1994年 岩手県花巻市にアトリエ開設。宮沢賢治の作品をライフワークとする。1999年 非営利特殊法人（ＮＰＯ）花巻文化村設立。愛でてゆきたい一枚です。今日までコレクター様のもとで大切に保管されていました。わずかに波うちあり。額にわずかに歴史のあらわれあり。滅びの美学たおやかなもの愛せるお方ありがとうございます。種類　木版画形式　額装主題　水辺